最近はたき火をするときに焚き火台は必須になりました。
たき火台を使った焚き火も楽しいですが、「たき火といえば直火だろ!」という方も多いのではないでしょうか?
今回は「ウルフアンドグリズリー(Wolf & Grizzly) ファイヤーセーフ」をレビューします。
この焚き火台、直火感覚で使える良き焚き火台なんです!
さらに組み立て簡単で携帯性バツグンと、非常に使い勝手が良いですね。
それでは見ていきましょう。
- 直火のような焚き火がしたい
- コンパクトになる焚き火台が欲しい
- ソロでもファミリーでも使える焚き火台が欲しい
今回紹介する商品はこちら
YouTubeでウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフとユニバーサルグリルを組み合わせて使っています。
気になった方は見てくださいね!
ウルフアンドグリズリーとは
ウルフアンドグリズリーは、2017年にカナダで誕生したブランドです。簡単に持ち運べ、収納性と携帯性、デザインの優れた高品質な商品を開発、世に送り出しています。
今回紹介するファイヤーセーフも、収納性、携帯性、デザインと三拍子そろった高品質な製品ですよね。
こういったポリシーを持ったブランドは個人的にとても信頼できますし、大好きです。
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフのサイズ・スペック
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフのスペック・サイズです。
項目 | 値 |
---|---|
重量 | 910g |
サイズ | W28.6xH27.8xD5cm |
収納時サイズ | W29.2xH10.5xD2cm |
サイズが28cmほどあるので、市販の薪(約30cm)が入るか入らないかのサイズです。だた斜めに入れる、外枠に乗せる形で入れるなど、工夫次第で何とでもなるサイズ感になってます。
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフをいざ開封!
届いたばかりのウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフを開けていきましょう。
まず箱はこんな感じです。スタイリッシュな箱ですよね。
開けるとこんな感じ。更に段ボールで覆われています。
収納ケースは黒色で汚れが目立ちにくく、個人的にはGOODです。
収納ケースを開けたところ。説明書が入っています。
説明書には使い方の注意書きが。水で消火するのはやめておいた方が良いですね。
外枠は、下側のポケットに入っています。
波板は説明書に下に入ってました。ポケットにすっぽり入っている感じです。
外枠の上側には、指4本ほどが入るポケットがあります。ライターとか焚き火系の小物を入れておくと役立ちそうです。
波板の横には指1本が入るポケットもあります。火吹き棒とかを入れるのに最適ですね。
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフの組み立て手順
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフの組み立てを見ていきます。
組み立ては非常に簡単で、3ステップで完了します。時間は慣れれば10秒で出来るでしょう。
まず収納ケースから出します。収納ケースから出した状態が以下です。
続いて外枠を広げていきます。
外枠は折りたたまれた状態なので、広げて四角形の形にしていきます。
外枠には切れ込み部分があり、その切れ込みに波板を入れることによって固定していきます。
最後に波板を取り付けていきます。取り付けるといっても、外枠に乗せるだけなので非常に簡単です。
波板を広げると分かりますが、波板の左右には外枠に引っかけられるように、折れ曲がっている部分があります。
また上下の真ん中2か所には、外枠に引っかける突起があります。折れ曲がっている部分と突起を外枠に載せることで固定されるようになっているんですね。
波板の折れ曲がっている部分です。ここを外枠に掛けていきます。
外枠に波板を乗せると完成です。
波板の突起と、サイドの折れ曲がった部分が外枠に引っ掛かっているのが分かるでしょうか。
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフは、広げて乗せるだけなので、本当に慣れれば10秒で設営できます。
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフで焚き火をしてみる
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフで実際に焚き火をししていきましょう。
私の勝手なイメージですが、あまり燃えない焚き火台と思っていました。しかし実際に使ってみて良い意味で裏切られました。しっかり火が上がって楽しめる焚き火台ですよ。
ちなみに撮影日は調子に乗って焼き芋も作ってしまったので、たくさん写り込んでます。ご容赦ください(笑)
なお、ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフは非常に高さが低く、対策をしないと地面にダメージを与えてしまうため、焚き火シート等で対策は必須です。
今回はキャプテンスタッグの2Wayウィンドスクリーンを使用しましたが、焚き火シートより熱をしっかり防いでくれるので、非常におススメです。
名前の通りウィンドスクリーンとしても使えるので、お得感がある商品ですね。
キャプテンスタッグのウィンドウスクリーンは以下でレビューしています。
気になったら見てくださいね。
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフの良いところ
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフを実際に使ってみて感じた良いところです。
- 収納がコンパクト
- 組み立て、撤収が早い
- 直火感覚で色々楽しめる
収納がコンパクト
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフは収納が本当にコンパクトです。収納時は厚さ約2cmの薄さですからね。
この薄さなので、カバンの端にしれっと入れておくなど、持ち運びのハードルが低いんです。
大きい焚き火台になると持ち運ぶのが億劫になって、結局家で眠ったままになる場合も多いと思います。
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフは、燃やすスペースが大きいのにコンパクトになるので、かなり気に入っています。
組み立て、撤収が早い
組み立てについては前章で書いていますが、10秒で組み立てられるぐらいの簡単さです。
組み立てが簡単ということは撤収も簡単で、素早く撤収することが出来ます。
撤収の際は灰を捨てる必要がありますが、ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフは波板を持ち上げて、そのまま火消し壺へ流し込むだけで灰を捨てられるので、非常に素早く撤収できますよ。
直火感覚で色々楽しめる
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフは高さが低いので、直火で焚き火しているような感覚で楽しめます。
今は地面へのダメージが認知されて焚き火台が必須になっていますが、やはり焚き火は本来直火で行うものだと思います。
直火感覚で焚き火を楽しめるというのは、他の焚き火台には無い大きなメリットですね。
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフの悪いところ
続いて、ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフを実際に使ってみて感じたいまいちなところを書いていきます。
イマイチなところは以下です。
- 関連商品が高い
関連商品が高い
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフにはゴトクがありません。
調理を行うために純正品でセットできるゴトク(グリル)が販売されていますが、これがけっこう高いんですよ。
なんて言ったって本体より高いんです。本体より高い関連商品ってなかなか無いですよね。
とはいえ、非常にカッコいいので、いつか買ってしまいそうで怖いですが。。。
また、ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフで調理するためのクックセットも販売されています。
このクックセットは、グリル M1 エディションに付けて調理するものなので、ファイヤーセーフ+グリル M1 エディション+クックセットが必要になります。
すべて揃えると定価で約5万ほど。かなり高額ですよね。
ただ、このクックセットもカッコいいので、いつか買ってしまいそう。これで調理してみたい自分がいます(笑)。
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフで使えるグリル(ゴトク)
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフ純正のグリル(ゴトク)が高いので、別の製品を組み合わせて使うのがおススメです。
今回はウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフにぴったりなゴトクを2つ紹介します。
ハイマウント アジャスタブルグリルS
ハイマウントのアジャスタブルグリルSがウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフにピッタリです。
ただかなりピッタリの状態なので、アジャスタブルグリルの足がファイヤーセーフの外枠に干渉しちゃいます。
以下写真のように上半分にかぶさるような形、もしくは下半分かぶさるような形にすれば、問題なくセットすることが出来ますよ。
波板のひっかける部分に入れ込むところにはめ込むようにすると干渉しないので、そこにセットするといい感じです。
上から見るとこんな感じです。GSIのグレイシャーステンレスケトルを置いていますが、問題なく熱は当たっています。
個人的には、全面にグリルがある必要は無く、これぐらい被っているだけで十分なのかなと思います。
高さもちょうどよく、薪も入れやすい、直火調理も出来ますよ。
テンマクデザイン ユニバーサルグリル
テンマクデザインが販売しているユニバーサルグリルも、ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフにイイ感じにセットできます。
アジャスタブルグリルではピッタリだったものが、ユニバーサルグリルではゆとりがあり、またグリルなのでそのままBBQを行えたりと、使い勝手がよさそうです。
テンマクデザイン ユニバーサルグリルは、以下記事でレビューしています。
気になったら見てくださいね。
YouTubeでウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフとユニバーサルグリルを組み合わせて使っています。
気になった方は見てくださいね!
まとめ
今回はウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフを紹介しました。
- 収納がコンパクト
- 組み立て、撤収が早い
- 直火感覚で色々楽しめる
- 関連商品が高い
この焚き火台は個人的にはかなり買ってよかった焚き火台です。
ソロで行くことが多い私ですが、ソロでも盛大に焚き火をしたいときがあり、非常に役立ちそうです。
高さが低く直火に近い焚き火を楽しめますし、高さが低いことで足から暖まるんだろうなと思います。
↓応援のポチしていただけると嬉しいです!↓
コメント