たき火調理で欠かせないものが「フライパン」。
肉や魚、目玉焼きを焼いたりと、大活躍ですが、キャンプのフライパンは浅いものが多いため、「蒸す」「煮る」といった料理は少々やりにくいですよね。
今回は、ブッシュクラフトの「たき火フライパン深め」をレビューします。
この「たき火フライパン深め」は、深さがあるため、「蒸す」「煮る」といった料理も可能で、料理の幅が広がりますよ!
もちろん「焼き」も問題なくこなせます!
そんな「たき火フライパン深め」の魅力を紹介していきますので、最後まで見てくださいね。
- たき火で使えるフライパンを探している
- 焼き料理だけでなく、煮込み料理や蒸し料理もしたい
- たき火フライパン(通常)と深めで迷っている
今回紹介する商品はこちら
焚き火フライパン深めを使ってハンバーグを作りました。
実際に使っているところを見たい方、使い勝手を知りたい方は是非見てくださいね!
動画内で持ち手も作っていますよ!
ブッシュクラフト たき火フライパン深めとは
「たき火フライパン」とは、ブッシュクラフトが販売するたき火で使えるフライパンのことです。
たき火で使えるよう鉄製で作られているため、ガンガンたき火にかけることが出来ます。
そんなたき火フライパン最大の特徴は、「持ち手を自分で作って取り付けられる」こと。
持ち手を自分で作って取り付ける遊び心は、男心をくすぐりますし、持ち手が無いことで携帯性にも優れるので、「なるほどなぁ〜」と関心させられますね。
たき火フライパンの種類
たき火フライパンには、通常のタイプと深めタイプのニ種類があります。
また通常のタイプには、コーティング無しの通常版と、アノダイズドコーティングされた「2.0」といわれるものの2つがあります。
通常タイプはステーキなどの焼き物に最適、深めタイプは鍋や煮込み料理に最適なので、用途によって使い分けるのが良いでしょう。
ブッシュクラフト たき火フライパン深めの外観
ブッシュクラフト たき火フライパン深めの詳細を見ていきましょう。
直径は約24cmほど。
深さは約5cm。
柄の長さは、約4.7mmぐらいでしょうか。
柄の直径は2.5cmぐらいです。
内径は約18cm。
柄の後ろ側は切れており、枝を入れると少し広がるようになっています。
柄には2つ穴が開いており、付属のねじで枝を固定することが出来ます。
アンティーク調のねじが2本付いています。
ここまでサイズを見てきましたが、やはり約5cmの深さが使いやすそうですね。
ブッシュクラフト たき火フライパン深めのメリット3つ
ブッシュクラフト たき火フライパンを使ってみて、良いなと感じるところは以下です。
- 料理の幅が広がる
- 持ち手が使いやすい
- IHでも使える
料理の幅が広がる
たき火フライパン深めの最大の特徴は、深さでしょう。
深さがあることで、スープを作ったり、鍋として使ったりと、料理の幅がグンと広がります。
もちろんステーキなど、焼き料理も問題なしで、本当に万能選手だと思いますね。
たき火料理用にフライパンを1つ選ぶとするなら、このたき火フライパン深めを選ぶと思います。
持ち手が使いやすい
たき火フライパン深めには枝を付ける用の持ち手があり、この持ち手部分は非常に使いやすいです。
短い持ち手ですが、この短い持ち手が有ると無いとでは、調理のしやすさが全然違います。
持ち手の無いフライパンだと、かき混ぜたりひっくり返すときなど、毎回ハンドル等で固定する必要があるので、面倒くさいんですよね。
本来は枝を突っ込んで使うと思いますが、枝を突っ込まなくても手袋をしてそのまま持つことが出来ちゃうので、本当に重宝しますよ。
IHでも使える
たき火フライパン深めは底面がフラットなので、IHでも使えます。
IHでも使えるということは、家でも使えるということ。
家でもキャンプ気分が味わえるのはイイですよね。
ブッシュクラフト たき火フライパンのデメリット2つ
ブッシュクラフト たき火フライパンを使ってみて感じるイマイチなところは以下です。
- 蓄熱性が低い
- 意外と場所を取る
蓄熱性が低い
たき火フライパン深めは携帯性を重視しているため、板厚は薄めに作られています。
そのため、蓄熱性はそれほど高くありません。
蓄熱性が低いと、作った料理が冷めやすかったり、食材を乗せたときにフライパンの温度が下がりやすくなるといったデメリットがあります。
ただ、食べる前に再度温める、たき火の高火力で熱するといった対策で解消されます。
要は扱い方をマスターしたら問題なし、ですね。
意外と場所を取る
焚き火フライパン深めは、持ち手を自分で付けることで携帯性を良くしていますが、深さがあるので「意外と場所を取るなぁ」と感じます。
たき火フライパンやフライパンディッシュと比べて、3倍近い深さがあるので、そりゃあそうですよね。
ただ中に何か入れて持ち運ぶなど、工夫次第だと思うので、個人的にはそれほどデメリットとは感じていません。
ブッシュクラフト たき火フライパンの持ち手を作る
実際にたき火フライパンの持ち手を作ってみましょう。
枝を削って差し込むだけなんですが、紹介していきます。
たき火フライパン深めの持ち手にあった枝を選びます。
大体直径3cmぐらいのものが良いでしょう。
先が割れているなどしている場合は、必要に応じて切っておきましょう。
選んだ枝の先端部分を削って、持ち手に入る太さにしていきます。
時々柄にはめてみて、太さを確認しながら削っていきましょう。
持ち手に枝が入ったら、枝の先端を割っていきます。
最後にネジで枝を固定していきます。
個人的な感想ですが、チャーハンなど激しく鍋を振る料理でなければ、ネジで固定する必要はないと感じます。
枝を奥まで差し込むことである程度固定できるので、私はねじを使ったことはありません(笑)。
これで完成です。
なお、枝はフライパンの中に入れれる長さに切っておくと、持ち運びしやすくて◎ですよ。
持ち手は簡単に作れるので、現地でサクッと作ってくださいね。
ちなみに、たき火フライパンとたき火フライパン深めとでは、柄の直径が異なるため、作った枝を使いまわすことは出来ません!
私は共用できるやん!と思っていたので、間違えないようにしてくださいね。
たき火フライパンとたき火フライパン深めを比べてみる
たき火フライパンとたき火フライパン深め、どちらを購入するか迷っている人も多いと思います。
ここでは、2つのフライパンを見比べていきます。
直径はほぼ一緒ですが、たき火フライパン深めの方が少しだけ大きい感じですね。
重ねてみたらこんな感じです。
たき火フライパンがすっぽりと入ってしまうので、手で持ち手を持っています。
逆に重ねることも可能です。
深さは全然違いますね。奥にあるたき火フライパンと比べると、深さが3倍ほどあります。
上でも書きましたが、持ち手の枝は共用することが出来ません。
たき火フライパンの方が直径が小さいので、焚き火フライパン深めに差し込むとグラグラします。
それぞれの持ち手を差し込んだところ。
焚き火フライパン深めの方が太いのが分かりますよね。
ここまでたき火フライパンとたき火フライパン深めを見比べていきました。
やはりたき火フライパン深めの方が重さもあり、しっかりしている印象です。
重量を軽くしたい、焼き物しかしないという場合は「たき火フライパン」、様々な料理を楽しみたい場合は「たき火フライパン深め」を選ぶのが良いでしょう。
たき火フライパンについては、以下記事でレビューしています。
良かったら見てくださいね。
ブッシュクラフト たき火フライパン深めと合わせて購入したいアイテム2選
ブッシュクラフト たき火フライパン深めと合わせて購入すると、幸せになれるアイテムを紹介します。
たき火フライパンのフタ
たき火フライパンにはフタが付いていないため、別途購入する必要があります。
煮込み料理や蒸し料理にはフタが必須ですよね。
実はたき火フライパン専用のフタが販売されているんです。
専用のフタなので、しっかり閉まりますし、持ち手部分に当たらないように切れ込みがあったりと、色々考えられています。
フタがあると、料理の幅がグンと広がります。
是非フタを用意して、美味しい料理をたくさん作ってくださいね。
収納ケース
たき火フライパンには、麻の収納ケースが付属してきます。
雰囲気が良くて個人的には好きなのですが、ゆとりがあるため、中に入れたフライパンとフタがガチャガチャしてしまうんですよね。
フライパンだけなら問題は無いですが、フタも一緒に持ち運ぶなら、別の収納ケースを用意するのが良いでしょう。
私が使ってるのは、「セリアのフライパンカバー」です。
このフライパンカバーは、サイズ的にもちょうどよく、たき火フライパン深めもぴったりフィットします。
フタも一緒に入れることができ、チャックを閉めると、フタをしっかり押さえてくれるので、ガチャガチャ刷ることもありません。
たき火フライパンのフタを購入される場合は、セリアのフライパンカバーを使ってみてくださいね!
たき火フライパン深めとフライパンディッシュは相性が良い
たき火フライパン深めだけでも様々な料理をこなすことが出来ますが、浅型のフライパンもあれば、さらに様々な料理をすることが出来ます。
焚き火フライパン深めと一緒に持ち歩いておくと、どんな料理でもこなすことが出来るでしょう。
焚き火フライパン深めと相性が良いのは、「タキビズム フライパンディッシュ」です。
フライパンディッシュは持ち手が無いで、焚き火フライパン深めの中にスタッキングでき、一緒に持ち運ぶことが出来ます。
焚き火フライパン深めとフライパンディッシュの組み合わせで、携帯性を犠牲にせず、様々な料理をこなすことが出来るでしょう。
すっぽり入ります。
小サイズは小皿にもなり重宝します。
フライパンディッシュについては、以下記事でレビューしています。
良かったら見てくださいね。
ブッシュクラフト たき火フライパン深めのまとめ
今回はブッシュクラフト たき火フライパン深めを紹介しました。
- 料理の幅が広がる
- 持ち手が使いやすい
- IHでも使える
- 蓄熱性が低い
- 意外と場所を取る
たき火フライパン深めは、その名の通り深さがあり、料理の幅をグンと広げてくれます。
フライパンを1つ選べと言われたら、私はこいつを選ぶと思うぐらい守備範囲が広く、使いやすいフライパンですよ!
持ち手を自分で用意するというのも楽しいですよね。
たき火フライパン深めで、美味しい料理をたくさん作ってください!
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