こんにちは!
今回は焚き火の火おこしで活躍するファイヤースターター「野良スティック」をレビューします。
この野良スティックは極太のスティックで火花が起こりやすいため、初心者におススメのファイヤースティックですよ。
失敗することがほぼ無いので、ストレスなく火つけでき、火つけが楽しいと思えます。
そんな野良スティックの魅力を紹介していきますので、最後まで見てくださいね。
- 焚き火の着火も楽しみたい
- 火つけしやすいファイヤースティック(メタルマッチ)を探している
- 野良スティックのケースを探している
今回紹介する商品はこちら

野良スティックとは
野良スティックは野良道具製作所が販売するファイヤースティック(メタルマッチ)です。
野良道具製作所は広島県廿日市市のアウトドアメーカーで、「頑丈で、頑丈で、頑丈な道具を」とHPに載せているぐらい、頑丈さ、ヘビーさを大切にされています。
今回紹介する野良スティック以外にも、「野良ストーブ」「野良はさみ」「野良ブラスター」など、頑丈で長く使える製品が沢山あるんですよね。
また真鍮(ブラス)製品を多くリリースされているのも特徴です。
私はブラス大好きなので、たまらん製品が沢山あります。いやー、たまらん。
そんな野良道具製作所が販売する焚き火台が「野良スティック」です。
持って分かるどっしり感で、長く使う相棒になるんだろうなと思える商品ですね。

野良スティックは「フェロセリウム」で発火しやすい
ファイヤースターター(メタルマッチ)は、ロッド部分(擦って着火する部分)の素材が2種類あります。
「フェロセリウム」と「マグネシウム」の2つで、違いは、発火する温度が違うこと。
「マグネシウム」は発火点が約473℃と高いのに比べ、「フェロセリウム」は発火点が約150〜180℃と、約1/3の温度で発火します。
野良スティックは「フェロセリウム」製のロッドなので、軽くするだけで火花が散って簡単に着火出来ますよ。

野良スティックは素材、形状、サイズが選べる
野良スティックは持ち手の素材、持ち手の形状、ファイヤースチール部分のサイズを選ぶことが出来ます。
自分の好みによって選べるので、オリジナリティを出しやすくてイイですよね。
選べる素材、形状、サイズは以下の通りです。
- 持ち手の素材:「真鍮(ブラス)」「チタン」「銅」の3種類
- 持ち手の形状:「標準」「竹」の2種類
- ファイヤースチールのサイズ:「大(13mm)」「小(10mm)」の2種類
持ち手の素材の違い


持ち手の形状の違い


サイズの違い

小サイズと大サイズ
なお私は以下をチョイスしました。
- 持ち手の素材:真鍮(ブラス)
- 持ち手の形状:竹
- サイズ:大(13mm)
真鍮(ブラス)が好き、竹の持ち手がカッコイイ、着火しやすい大サイズが良い、といった感じで行きつきました。
個人的にこの選択は間違ってなかったと思ってます。

真鍮/ノーマル/小 | 真鍮/ノーマル/大 | 真鍮/竹/小 | 真鍮/竹/大 | チタン/ノーマル/小 | チタン/ノーマル/大 |
---|---|---|---|---|---|
野良スティックのサイズ・スペック
野良スティック(私の購入したブラス・竹・大サイズ)のサイズ・スペックを詳しく見ていきます。
項目 | 値 |
---|---|
全長 | 16.0cm |
持ち手部分 | 5.5cm |
ロッド部分 | 10.5cm |
ロッド部分直径 | 13.0cm |
持ち手部分素材 | 真鍮(ブラス) |
ロッド部分素材 | フェロセリウム |



持ち手は交換できるようネジで止まっています。

持ち手には穴が開いており、パラコードなどを通すことが出来ます。

野良スティックのストライカーは薄手の板
野良スティックのストライカーは薄手のステンレス板です。
野良スティックの重厚感に比べ、チープで頼りないという印象が拭えないですが、実際に使ってみると必要十分で、むしろ使い易いぐらいです。
片面が擦りやすいようにバリがある状態で、しっかり引っかかり火花が出るように考えられています。

野良スティックと100均ファイヤーストライカーとの違い
100均にもファイヤーストライカーが売っていますが、野良スティックと100均では火花の量が全然違います。
100均はサイズが小さく擦りにくい、かつロッド部分がマグネシウムなので、火花が出にくいです。
野良スティックは、極太でフェロセリウム製のロッドなので、驚くほど火花が飛びますよ。


野良スティックの使用感
実際に野良スティックを使って着火していきましょう。
野良スティックは持ち手部分が大きいので、しっかり握れます。
ストライカーは薄いですが、グニャっとなる感じではなく、親指と人差し指でしっかり挟めます。
ストライカーは、片側にバリが残っている状態なので、そのバリをロッド部分に擦って火花を飛ばす感じです。

着火するにあたり、今回は麻紐をほぐしたものを用意しました。
野良スティックをしっかり握り、ストライカーをロッド部分当てて、着火物めがけて一気に擦ります。

かなり火花が散り、二発目で着火することが出来ました。(一発目は上手く麻紐に飛ばなかった・・・)




野良スティックはかなり火花が散るので、ホント簡単にあっけなく着火出来ますよ。
野良スティックのメリット・デメリット
私が感じた野良スティックのメリット・デメリットは以下です。
メリット | デメリット |
---|---|
着火性バツグン エイジングが楽しめる ロッド部分が交換できる 車に積みっぱなしに出来る | 携帯性が悪い |
【○】着火性バツグン
野良スティックを使ってみて思うのは、本当に着火性がバツグンなこと。
極太のロッド部分のおかげで、少し擦るだけで火花がバチバチ出て、ストレスなく着火出来るんです。
個人的にはライターと同じような感覚で使えるかな、と。
「使いにくそう」とファイヤースターター(メタルマッチ)を避けてきた方には、是非野良スティックを使ってもらいたいです。

【○】エイジングが楽しめる
私の野良スティックは持ち手が真鍮(ブラス)製のため、使っていくうちに良いアジが出てきます。
つまり使えば使うほど愛着が湧いてくるということ。
私は良いモノを大事に使い続けたい人なので、エイジングが楽しめるというのは大きなメリットだと思います。

【○】ロッド部分が交換できる
野良スティックは持ち手部分が取り外せるため、ロッド部分の交換が可能です。
ロッド部分は擦って削れていくため、交換できるのはイイですね。
また使い慣れた持ち手部分をずっと使えるので、本当に一生モノの商品だと思います。

【○】車に積みっぱなしに出来る
車に積みっぱなしに出来るのも野良スティックのメリットだと思います。
ライターだと車に積みっぱなしにすることは出来ない(爆発しちゃいます)ので、使いたいときに使えないことがあるんですよね。
車でふらっと琵琶湖湖岸に行って、枝を拾って焚き火する、そんな時に野良スティックが役立ちます。
オートキャンパーの方にはサイコーですね。

【×】携帯性が悪い
野良スティックは重さ、長さがあるので携帯性は悪いです。
車やバイクでキャンプを楽しむときに使う、と割り切るのが良いかと。
私は登山、バックパッキングでは素直にライターを使用しています。
要は使い分け、適材適所が大事なんだと思います。

野良スティックと合わせて購入したいアイテム2選
野良スティックと合わせて買いたいアイテムは以下です。
- 収納ケース
- パラコード
収納ケース
野良スティックは収納ケースが別売りです。
野良道具製作所のオンラインショップでは、大サイズ用の収納ケース、小サイズ用の収納ケースが販売されているので、純正が良い方はそちらを購入するのが良いでしょう。
私はセリアで販売していた「折りたたみナイフケース」を使っています。
野良スティックの大サイズがピッタリ入るサイズでおススメです。



パラコード
野良スティックは、ストライカーが付属されてきます。
このストライカーは別々になっているので、紛失防止のためにもパラコードなどで繋いでおくのがおススメです。
パラコードは1つあると何かと使えるので、持っておいて損は無いかと思います。
なお、私は「麻ひも」で野良スティックとストライカーを繋いでいます。
麻ひもだと、「着火する焚き付けが無い」といった状況の場合にほどいて使えるので、お守り代わりに麻ひもを使っています。

野良スティックのまとめ

今回は野良スティックを紹介しました。
メリット | デメリット |
---|---|
着火性バツグン エイジングが楽しめる ロッド部分が交換できる 車に積みっぱなしに出来る | 携帯性が悪い |
野良スティックは、着火性がバツグンの極太ファイヤースターター(メタルマッチ)です。
驚くほど火花が飛ぶので、今まで「使いにくそう」とファイヤースターターを使ってこなかった人に使ってほしい。
きっと「こんなに使いやすいんだ」と驚かれると思いますよ!
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