こんにちは!
早速ですが焚き火を楽しむには「薪割り」は必須です。
割った薪を使って徐々に火を大きくしていく、焚き火の楽しみの1つですよね。
今回は薪割りに必要な斧、その中でも持ち運びに便利な手斧である「ハスクバーナ手斧38cm」をレビューします。
このハスクバーナですが、カッコよくて使いやすい手斧ですよ!
それでは見ていきましょう。
- 薪割り用の斧を探している
- 持ち運びできるカッコいい手斧が欲しい
- ハスクバーナの使い勝手を知りたい
今回紹介する商品はこちら
以下の動画で、ハスクバーナ手斧を使って薪割りしています。
実際に使っているところを見たい方、使い勝手を知りたい方は是非見てくださいね!
ハスクバーナとは
ハスクバーナは、1689年にスウェーデンで設立され、400年以上の歴史がある会社です。
日本だと江戸時代から続いている会社ということなので、凄い歴史ですよね。
ハスクバーナは、プロ用機械から要求の厳しい消費者向け製品まで、あらゆる製品を幅広く提供しており、特にチェーンソーや芝刈り機が有名です。
そんなハスクバーナが作った斧が「ハスクバーナ手斧」です。
ハスクバーナ手斧は、一般人にも使いやすくアレンジされており、薪割りに適した手斧です。
ハスクバーナロゴマークは「銃身と照準」
ハスクバーナ手斧に刻印されているハスクバーナのロゴマークは、銃製造の歴史を表しているものです。
もともとハスクバーナは、スウェーデン王室に納める「マスケット銃」を製造する為に発足しており、そのマスケット銃の品質を保証するために使われたのがロゴマークです。
ロゴマークはマスケット銃の「銃身と照準」を表しており、今では将来に照準を合わせるハスクバーナの姿勢が表現されています。
ハスクバーナ「手斧」と「キャンプ用斧」「日本限定ハチェットヤンキー」との違い
今回紹介するのはハスクバーナの「手斧」ですが、近いサイズで「キャンプ用斧」「日本限定のハチェットヤンキー」というキャンプに適した斧をリリースしています。
違いは主に以下の4つです。
- 重量
- 刃の形状
- 製造場所
- 価格
薪割りにおいては重い方が割りやすいので、薪割り重視の方は「手斧」、携帯性重視の方は「キャンプ用斧」を選ぶのが良いでしょう。
手斧 | キャンプ用斧 | ハチェットヤンキー | |
---|---|---|---|
画像 | |||
長さ | 38cm | 38cm | 38cm |
総重量 | 980g | 784g | 1007g |
ヘッドの重量 | 600g | 500g | 700g |
刃カバー | 付属 | 付属 | 付属 |
製造場所 | スウェーデン製 | スウェーデン製 | ドイツ製 |
価格 | 約7,000円 | 約9,000円 | 約6,000円 |
選ぶポイントとしては、重量と価格かと思います。
重量と価格なら「ハチェットヤンキー」なんですが、私は製造場所も加味して「手斧」を選びました。
スウェーデンのメーカーなので、スウェーデン製が良いだろうという単純な理由です。
ハスクバーナ手斧の外観
ハスクバーナ手斧を詳しく見ていきます。
全体としてはこんな感じです。全長38cmなので、ソリッドステーク30cmより少し長いぐらいのサイズ感です。
持ち手部分はヒッコリーの木を使っています。木目が美しいですね。
持ち手には穴が開いており、パラコードなど取り付けることが出来ます。
刃部分は手鍛造でごつごつとした質感で頑丈そうです。
刃の逆側は結構幅があり、緊急時はハンマーの代わりとして使うことも出来そうです。
持ち手と刃をつなぐ部分は、しっかり楔が打ち込まれており、外れる様子はありません。
全体的に雰囲気がカッコいいなぁと思います。とくに持ち手のヒッコリーの木がイイですね。
キレイな持ち手のシェイプと武骨な刃部分の組み合わせ、さすが北欧の斧というべきでしょうか。
ハスクバーナ手斧の使用感
ハスクバーナ手斧の使用感を書いていきます。
しっかり握れる
ハスクバーナ手斧の持ち手は太すぎず細すぎずで、しっかり握れます。
私は男ですが、手は大きい方ではないので、手の小さな女性でも問題なく持てると思います。
持ち手の下部分は膨らみもあるので、薪割り中にすっぽ抜けることも防げます。
持ち手の穴に紐を通して、すっぽ抜けを防ぐことも出来ます。
私の場合は麻紐を通しています。ループ部分を短くしているので、指を通した状態で握ってます。
薪割り
肝心の薪割りですが、ハスクバーナ手斧はもちろん良い仕事をしてくれます。
刃部分にしっかり重量があるため、木にしっかり食い込んで薪が気持ちよく割れますよ。
一発でスコーンと割るも良し、薪に食い込ませてから割るも良し、どちらでもしっかり割ることが出来ます。
一振りで薪にしっかり刺さります。
刺さった後はそのまま薪も一緒に振り下ろすと簡単に割れます。
木を削る
ハスクバーナ手斧は、ナイフのように木を削ることも出来ます。
さすがに細かい作業はナイフで行った方が良いですが、おおざっぱに木を削るのは難なくこなせます。
おおざっぱな作業はむしろナイフより斧のほうが向いています。
例えば木でペグを作る、箸やフォークを作るときのベース作りに役立ちます。
ハスクバーナ手斧のメリット・デメリット
ハスクバーナ手斧を使って感じた、メリット・デメリットを書いていきます。
メリット | デメリット |
---|---|
サイズ・重量のバランスが素晴らしい エイジングが楽しめる木製の持ち手 | 最初は切れ味がイマイチ 刃カバーがゆるい |
【○】サイズ・重量のバランスが素晴らしい
ハスクバーナ手斧はサイズ・重量のバランス感が素晴らしいです。
38cmという手斧として持ち運びしやすいサイズながら、刃部分はしっかり重量があるため、薪割りがしやすい。捗ります。
持ち運びしやすいのにしっかり割れる。
ハスクバーナ手斧は大事なところをしっかり押さえています。
【○】エイジングが楽しめる木製の持ち手
ハスクバーナ手斧の持ち手はヒッコリーの木を使用しています。
木なので使っていくうちに表情が変わっていき、エイジングを楽しむことができるんですね。
使っていくうちに愛着が湧き自分のものになっていく感覚は、何物にも代えがたいですよね。
【×】最初は切れ味がイマイチ
ハスクバーナ手斧は、正直切れ味がいまいちだなと思います。
薪を割るという用途であれば十分ですが、木を削ったりする用途としては物足りない感じです。
切れ味が悪い場合は砥げばよいだけなんですが、木を削る用途でも使いたい方は注意が必要です。
【×】刃カバーがゆるい
ハスクバーナ手斧に付属している刃カバーなんですが、若干ゆるいなと思います。
外れることはないので大丈夫なんですが、グラグラするので気になる人はいるかと。
ハスクバーナ手斧のメンテナンス
ハスクバーナ手斧を長く使うにはメンテナンスが欠かせません。
刃の手入れ
ハスクバーナ手斧を使っていくうちに、刃の切れ味は悪くなっていきます。
定期的に刃の砥ぎなおしをすることで長く使えますよ。
斧はナイフのようにシャープに砥ぐ必要はないので、気軽に砥いじゃってください。
砥石について、斧用の砥石がありますが、私はナイフと同じ砥石を使っています。
私のおすすめは「シャプトン 刃の黒幕 #1000」です。
#1000番はナイフでも十分使うことが出来るのでおススメですよ。
柄の手入れ
ハスクバーナ手斧の持ち手部分は木なので、使っていくうちに汚れが付着していきます。
エイジングと楽しむ人はそのままで良し、気になる人は水拭きや乾拭きすれば良いでしょう。
なお、木製の柄なので折れる可能性がありますが、木製の柄は交換することが出来るので安心してください。
ハスクバーナ手斧と合わせて購入したいアイテム3選
ハスクバーナ手斧と一緒に購入したいアイテムを紹介します。
手袋・グローブ
斧を使うときは手をケガしやすいので手袋・グローブが必須です。
斧を持たない方の手は必ず手袋・グローブを着用してください。
手をケガしないためには、軍手ではなく革のグローブがおススメです。
キャンプで革の手袋と言えば、やはりあの黄色の手袋「グリップスワニー」ですよね。
薪割り台
斧で薪割りをする場合、土台に木を置いておかないと、刃が地面にあたって刃こぼれすることがあります。
刃こぼれを防ぐため、薪割り時には薪割り台を使うのがおススメです。
下に薪を引いて薪割りするのでも良いですが、不安定なのでケガをするリスクが高くなります。
初心者の方ほど薪割り台があった方が良いと思います。
砥石
メンテナンスのところでも書きましたが、刃を定期的に砥ぐことで斧を長く使うことが出来ます。
砥石で定期的に砥いであげましょう。
私のおすすめは「シャプトン 刃の黒幕 #1000」です。
ハスクバーナ手斧のまとめ
今回はハスクバーナ手斧を紹介しました。
ハスクバーナ手斧は絶妙なサイズ感で、使いにくいと思ったことはありません。
デザインもカッコよくエイジングも楽しめるため、今後も愛用していきたい手斧です。
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