こんにちは!
この記事を見てくれているということは、「焚き火に興味があるが何を買えばいいかわからない」という状態だと思います。
結論から言うと、焚き火に必要なギアはそれほど多くありません。
しかしたくさんの種類があり、初心者の方だとどれが良いのか悩んでしまうと思います。
今回は私の経験から、焚き火に必ず必要なモノ、あれば更に焚き火が楽しくなるモノを書いていきます。是非参考にしてください。
- これから焚き火を始めたい初心者の方
- 1、2回焚き火を経験し、新たなギアが欲しくなった方
キャンプギアを選ぶポイント
まずはじめに、私の考えるキャンプギアを選ぶポイント、ポリシーを書きます。
自分の用途に合っているかを考える
焚き火の楽しみ方は人それぞれです。自分がどんな焚き火をしたいのかを考えて、用途に合っているものを選ぶようにしてください。
私は商品のレビューに惑わされ、自分の用途に合っていないギア買ってしまうことが良くありました。
レビューで高評価なので「いいかも」と思って買うんですが、やはり自分の用途に合っていないので登場機会がほとんどなく使わないことが多いです。
周りの評価で決めるのではなく、自分の必要としているもの、使うものを選んでくださいね。
迷ったら高い方を買え
自分の用途に合った商品が1つだけとは限りません。複数候補がある場合も多いと思います。
複数候補がある場合、最終的にどちらか一つを選ぶ必要がありますが、私の経験からいうと「迷ったら値段の高いものを買え」です。
私は今まで様々なギアを買ってきて色々な判断をしてきましたが、値段を理由に安い方を購入した場合は、必ずと言っていいほど高い方を買いなおしています。
安い方を買って一時的に満足しますが、必ず「高い方を買っていたらもっと良かったのかなぁ」と考えてしまい、高い方を買ってしまうんですよね。
今後も焚き火やキャンプを続けていくという人は、値段で迷ったら高い方を選ぶ方が間違いが無いと思います。
キャンプギアはリセールが良い
今後も続けるかわからないという人でも、高い方を選ぶのが良いです。
人気のキャンプギアは非常にリセールも良く、不要になった場合でもそこそこの値段で売れる場合が多いためです。
物にもよりますが、安い商品は二束三文でしか売れない場合が多く、中途半端なものより値段は高いけど突き抜けたものを買う方が結果的に良いです。
焚き火に必ず必要なモノ
選ぶポイントを書いたので、早速焚き火に必要なモノを紹介していきます。
焚き火で必ず必要なモノは以下です。
- 燃料(薪など)
- 焚き火台
- 火おこしツール
- 火ばさみ
- 焚き火シート
燃料(薪など)
焚き火で燃やすモノが無ければ何も始まりません。
焚き火で燃やすものは基本的にある程度乾燥している木であればなんでも大丈夫ですが、薪を使うことが多いと思います。
薪は以下の方法で入手することが出来ます。
- キャンプ場で購入
- ホームセンター、アウトドアショップで購入
- インターネットで購入
キャンプ場で購入
一番お手軽なのがキャンプ場での購入です。薪を持ち運ぶ必要が無く、焚き火をしたいときに買うだけなので、一番楽です。
キャンプ場で購入する薪は、大体1束5~10kgぐらい、500円から1000円ぐらいで売られていることが多いです。
キャンプ場によっては販売していない場所もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
ホームセンター、アウトドアショップで購入
ホームセンター、アウトドアショップで薪が売られている場合があります。
ホームセンター、アウトドアショップで売られている薪もキャンプ場と同じく、大体1束5~10kgぐらい、500円から1000円ぐらいで売られていることが多いです。
近くにショップが無い方は厳しく、また購入した薪を持ち運ぶ必要があるので、積極的な活用は難しいかもしれません。
インターネットで購入
薪はインターネットで購入することが出来ます。薪は重たいものなので、配達してくれるのは非常にありがたいですよね。
またインターネットだと、薪の量、種類、細さなどを選ぶことが出来ます。自分の燃やしたい薪を好きなだけ買えるのもメリットです。
配送料も含まれているため少し割高にはなりますが、メリットも多い購入方法です。
焚き火台
焚き火台は必ず必用となるギアです。直火OKなキャンプ場もありますが、ほとんどのキャンプ場で直火が禁止されているので、1つは持っておくようにしましょう。
おススメ①:スノーピーク 焚き火台
スノーピークは最初に焚き火台を作ったメーカーと言われています。焚き火台に対する思い入れは強く、MADE IN JAPANにこだわり、高い品質を保ち続けています。
非常に頑丈なため重さはありますが、壊れない、開くとすぐ使える簡単さ、完成されたフォルムで多くのキャンパーを魅力し続けてきた焚き火台です。
サイズはS/M/Lの3種類で、家族で使うならMサイズ、1~2人で使うならSサイズがおススメです。
Lサイズは重すぎて後々使わなくなる可能性が高いと思いますので、大きいサイズが欲しい場合は違う焚き火台を検討したほうが良いでしょう。
焚き火台Mにはスターターセットがあり、初めて買われる場合はこちらがおススメです。
おススメ②:ユニフレーム ファイアグリル
ユニフレームは1985年に設立された、アウトドア業界の老舗で、確かなモノづくりをしているメーカーです。
「迷えばユニフレームを買っておけば間違いない」と思っているほど、信頼性が高いギアを作り出しています。
そんなユニフレームが作っている焚き火台がファイヤグリルで、大変人気がある焚き火台です。スノーピークの焚き火台より安価で、使いやすさ、剛性、使いやすさは引けを取らず非常に完成度が高いです。
大きい薪も難なく燃やすことが出来るため、ファミリーや大人数で焚き火を楽しみたい場合におススメの焚き火台です。
始めて購入される方は収納ケース付きがおススメです。
おススメ③:TokyoCamp 焚き火台
TokyoCampは2020年に設立された新しいブランドで、安価で使いやすい製品をリリースしています。
TokyoCampの焚き火台は、ピコグリル398という有名な焚き火台(タレントのヒロシさんが使っている焚き火台)をベースに細かな改良を加えた製品です。ピコグリルに比べ安価で、使いやすさが向上しているのが特徴です。
収納は非常に薄く軽いので、バックパッキングや収納スペースの少ない車でキャンプを楽しみたい方におススメの焚き火台です。
スタータセットも用意されており、調理など一通りこなしたい場合はこちらがおススメです。
火おこしツール
火おこしツールは、ライターなど着火に必要なアイテムのことです。
基本的には着火部分が長い、チャッカマンのようなライターがあればOKです。
今では100均でも色々売ってますよね。最初は100均のやつでOKです。
着火方法については以下記事でまとめてますので参考にしてくださいね。
ライターで着火できるか不安という方は、トーチタイプのものを購入するのが良いでしょう。
カセットガスを使い高火力で一気に着火させるもので、初心者でもすぐ着火することが出来ます。また炭の火おこしでも使えるため、1つ持っておいて損は無いです。
おススメ①:iwatani カセットガストーチバーナー
iwatani純正のガストーチです。市販のカセットガスが使えるので、コストパフォーマンスも◎です。
おススメ②:SOTO スライドガストーチ
SOTOのトーチは十分型で、火口が伸縮します。初心者からベテランまで幅広く使われていますね。
燃料は充填式で、カセットガスやライターガスを使うことができます。
火ばさみ
燃えている薪を掴んだりするのに火ばさみが必要です。
焚き火専用の火ばさみも販売されていますが、最初は100均で売っているトングで良いと思います。
私は火ばさみを忘れることが多いので、焚き火台と一緒に100均のミニトングを一緒に仕舞っています。こうしておくと万が一火ばさみを忘れたときも大丈夫なのでおすすめですよ。
おすすめの焚き火用火ばさみは以下です。
おススメ①:テオゴニア ファイヤープレーストング
焚き火の火ばさみといえばテオゴニアの名前が一番に上がると思います。
これで薪をイジイジしているだけで楽しく、またベテランキャンパーに見える優れものです。
おススメ②:野良道具製作所 野良ばさみ
頑丈、武骨な道具で焚き火をしたいなら、野良道具製作所が販売している野良ばさみがおススメです。
私は黒皮鉄のものを使ってますが、頑丈すぎてとにかく重いです(笑)。しかしカッコいいので使ってしまう不思議な火ばさみです。
野良ばさみ最大の特徴は伸縮することです。縮めてコンパクトに収納でき、使うときは伸ばして大きな薪もがっちり掴めます。このギミックは私の心を掴んでます(笑)。
今ではステンレス製も販売されています。メンテナンスが面倒くさい人はこちらがおススメです。
焚き火シート
焚き火をする際、地面にダメージを与えるのはNGです。燃えた薪が落ちたり、焚き火の熱が地面に伝わったりすると、草や芝にダメージを与えてしまうんですね。
地面へのダメージを軽減させるために、最近では焚き火シートの使用が推奨されています。焚き火を行う場合は焚き火シートを引いて焚き火をするようにしてください。
焚き火シートを選ぶ際は、少し大きいかなと思うぐらいのサイズを選ぶのがポイントです。
焚き火シートに関しては大は小を兼ねます。焚き火台以外にも薪などを置くことが出来ますし、折りたたんで使うことも出来ちゃいます。
おススメ①:LOGOS 焚き火シート
焚き火シートは色々販売されていますが、私の周りではLOGOSの焚き火シートを使っている方が多いです。
ベーシックな焚き火シートと言う感じで、必要十分です。
おススメ②:ZEN Camps 焚き火シート
焚き火シートと言えばベージュ色のものが大半ですが、ZEN Campsの焚き火シートはブラックのものがあるんです。
品質も問題なく、シリコンコーティングされているため、焚き火シートにあるチクチクが抑えられているのも特徴です。
あれば便利なギア
焚き火で有れば便利なギアは以下です。
- 革手袋
- 火吹き棒
- ナイフ/斧/鉈
革手袋
焚き火には革の手袋があった方が良いです。軍手のような布製と違って、革の手袋は耐火性、耐熱性に優れており、安心して火を扱うことが出来ます。
また軍手のような生地の隙間が無いので、薪を掴む場合や斧で薪を割る作業も安心して行えます。
革手袋はホームセンターなどで500円ぐらいから売っているものがあるので、最初はそれで充分です。
安い革手袋を使ってみて更に良いものが欲しくなったら、今回紹介する手袋を買ってみてください。きっと全然違う!と感じるはずです。
おススメ①:グリップスワニー G-1
キャンプで使う革手袋と言えば、グリップスワニーが有名です。その中でもまず選ぶべきモデルは一番ベーシックなG-1では無いでしょうか。
G-1は革にステアハイド、縫い糸にケブラーという非常に丈夫な糸を使い、長く使える逸品です。縫い糸はなんと永久保証で、糸が切れた場合は無償で修理してくれるので、革が破れるまで使うことが出来ます。
グリップスワニーのグローブは手にぴったりと吸い付き、時間をかけて手になじんでいきます。馴染むころには、無くてはならない相棒的な存在になっているはずですよ。
おススメ②:グリップスワニー 焚き火グローブ
上で紹介したG-1はオールラウンダーな手袋ですが、焚き火に特化したグローブもあります。
焚き火グローブは手首までカバーできるよう少し長めに作られているのが特徴で、革も更に厚くなっています。革が厚いので、さらに耐火性、耐熱性が高く、焚き火の良き相棒になってくれます。
個人的には作業用の革手袋と焚き火用の革手袋、両方を使い分けるのが良いかと思います。焚き火で使うと汚れやすく、熱で傷みが早くなるので、丈夫な焚き火用グローブを専用で使う方が結果的に長持ちしますよ。
火吹き棒
焚き火のあるあるですが、急に火力が弱くなったり、目を離したすきに火が消えてしまったりすることがあります。そんな時に役立つのが火吹き棒です。
熾火状態になった薪に火吹き棒で息を一吹きすると、すぐに火力が復活します。
火吹き棒の特徴は、狙ったところにピンポイントで空気を送れることです。ピンポイントに集中して空気を送ることが出来るので効率的に火力を復活させることが出来ます。
火吹き棒も今では100均で手に入ります。伸縮タイプのもので十分役割を果たしてくれますので、最初はこれで十分です。
おススメ①:ベルモント 焚き火ブロウパイプ
ベルモントはスノーピークやユニフレームと同じ新潟県に本社があるアウトドアメーカーで、確かな物作りに定評があるメーカーです。
最近だと焚き火台のTABIが話題になってましたよね。
そんなベルモントが作った火吹き棒が焚き火ブロウパイプで、見た目のかっこよさ、伸縮出来る機能性と、非常に良い製品です。
またポンプ付きのモデルもあり、肺活量が少ない子供でもポンプで効率的に空気を送ることができます。
おススメ②:野良道具製作所 野良ブラスター
野良道具製作所の野良ブラスターは、見た目重視の火吹き棒です。
ALL真鍮製のものが有名で、真鍮大好きな方にはたまらないと思います。真鍮は使えば使うほどくすんでくる素材なので、エイジングが楽しめますよ。
パーツをネジで連結させて使うタイプで、2本継ぎと3本継ぎがあります。収納の小ささを重視するなら、3本継ぎがおすすめです。
ナイフ/斧/鉈
薪を小さく割ったり、着火しやすいように薪に傷をつけたりする場合に、ナイフや斧、鉈が活躍します。
主に薪割りをする場合は斧、いろいろな用途で使いたい場合はナイフを購入するのが良いでしょう。鉈は斧とナイフの中間的な位置付けになります。
個人的には薪割りで活躍する斧、その中でも持ち手が短く使いやすい手斧を一番初めに購入するのが良いと思います。
手斧で有名なのは、ハスクバーナ、ハルタホースが有名です。どちらかを購入しておけば間違いないと思います。
Husqvarna(ハスクバーナ) 手斧 38cm
Hultafors(ハルタホース) アックス 手斧 ハチェット
まとめ
今回は焚き火に必要なギアを紹介しました。
まずは必ず必要なギアを購入し、徐々に買い足していってくださいね。
道具が揃うに従って、焚き火がどんどん楽しくなっていくと思いますよ!
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