皆さんテントは何を使っていますか?
実は私、BUNDOKのソロティピー1TCを購入しました。
テントを買うのは本当に久しぶりで、買う前ワクワク、買った後もワクワク、ずっとワクワク状態です。
このソロティピー1TC、実際に使ってみましたが、噂通りとても良いテントだと思います。
「安価」「設営簡単」「焚き火OKのTC製」と、ソロテントではこれに勝るものは無いんじゃないのかと思えるぐらいです。
本当に設営が簡単なので初心者でも問題ないですし、ベテランキャンパーでも満足できるスペックを持っている非常に良いテントです。
今回はそんなソロティピー1TCの良いところ、悪いところなど詳しくレビューしていきます。
それでは見ていきましょう!
- 安価で長く使えるソロキャンプ用のテントを探している
- タープを持ち運びたくない(前室が張り出せるテントを探している)
- テントの近くで焚き火がしたい
- 冬でも使えるテントが欲しい(スカート付き)

ソロティピー1TCのサイズ・スペック
まず、ソロティピー1TCのサイズ、スペックについてです。ソロティピーという名前から分かるように、1人、多くても2人で使うのが良いサイズですね。
項目 | 値 |
---|---|
重量 | 約4.8kg |
サイズ | 約2400×2400×1500mm |
インナーテントサイズ | 約2200×1000×1350mm |
フロアシート | 耐水圧5000mm |
付属品について
ソロティピー1TCの付属品は以下です。
- テント本体
- インナーテント
- ポール2本(短い方:本体用、長い方:フラップ用)
- ペグ
- 張り網5本(最初テント本体に括り付けられています)
- 収納袋

収納袋は少しゆとりがあるタイプなので、入れやすい方かなと思います。また、収納袋にはコンプレッションベルトが付いているので、締めることで少しだけコンパクトに持ち運びすることが出来ます。
なお、私はインナーテントを使わないので持ち運ばず、セリアのペグと小川のアイアンハンマーを追加で入れています。
インナーテントを抜くことにより、さらに余裕をもって入れることが出来ますよ。
なかなか入らないっていうのはストレスなので、余裕がある状態を保つためにも不要な方は抜くことをおススメします。

ソロティピー1TCを購入した理由
私がソロティピー1TCを購入した理由は2つあります。
- 簡単に立てられる
- テント1つで完結する
簡単に立てられる
ものぐさ系キャンパーとして、簡単に立てられることは一番重要視しました。
ソロティピー1TCは、ワンポールテント(モノポールテント)なので、簡単に素早く立てられます。
ワンポールテントは、テントの隅をペグダウンして、中央部分にポールを入れるだけで立てられるので、非常に簡単です。
また、ソロティピー1TCはペグダウンの数も少ないです。形が四角形のため、4か所ペグダウンするだけで立ち上げることが出来るんです。
8角形のテントは、ペグダウンの数がソロティピー1TCの2倍ですからね。
ペグダウンの数も購入の決め手になっています。

テント1つで完結する
ソロティピー1TCは、フラップを跳ね上げることによってタープの代わりとして使うことが出来ます。
このフラップ、雨の日や風の強い日に非常に重宝します。
テントを立ててフラップを立ち上げるだけで、雨風を防げる開放的な空間が得られるということで、これも購入の決め手になりました。
別途タープを立てなくて良いというのは、ものぐさ系キャンパーには非常にありがたいですね!

ソロティピー1TCの立て方
それでは、ソロティピー1TCの立て方について見ていきます。
私はインナーテントは使わないので、インナーテント抜きで記載していきますね。
収納袋から出します。テント本体、ペグ、ポールが入っています。私の場合、ハンマーも一緒に収納しています。

収納しているハンマーは小川のアイアンハンマーです。これ安いのに使いやすくていいですよ!
ちなみに2本持ってます。
テント本体を広げ、4隅それぞれをペグダウンします。
ソロティピーは向きがあるのですが、結構分かりにくいです。
天井の換気窓が両サイド、後ろ側が垂直にチャックがあるので、私はそこで向きを判断しています。

ペグダウンする時、本体のウェービングベルトは一番長い状態にしてペグダウンしてください。
1か所をペグダウン後、引っ張りながら残りの3か所を張っていきます。

四隅をペグダウンした状態です。引っ張りながらペグダウンしたのでちゃんと正方形になってますね。

テントのチャックを開けて、付属のポール(短い方)をテント内に入れます。
その後、テント中央部分にポールを当てて、一気に立ち上げます。






フラップの立ち上げにはロープ1本とペグが必要です。
ロープは5本付属しており、そのうちの1本(最初テントに結び付けられていないロープ)が長いロープになるのでそのロープを使います。
ロープはポールの先端に付ける必要があるので、あらかじめ輪っかを作っておきましょう。

ロープの準備が出来たら、フラップのチャックを開けて両サイドのフラップを出します。
両サイドのフラップはチャックでつながっているので、あらかじめ閉めておくのが良いです。

その後、両サイドのフラップに付いているハトメに付属のポール(長い方)の先端を差し込み、立ち上げます。


立ち上げたフラップのポールを固定するために、ロープを付けペグダウンします。
付属のロープをポールの先端部分につけ、ペグダウンします。


これで完成です。完成まで6ステップと多いように見えますが、私の場合設営にかかる時間は10分未満です。
非常に立てるのが楽なのが伝わったでしょうか??

ソロティピー1TCの良いところ
ソロティピー1TCを実際に使ってみて感じた良いところは以下です。
- 設営が簡単・タープが要らない
- 気兼ねなく焚き火出来る
- 遮光性が高い
- スカート付き
設営が簡単・タープが要らない
購入した理由でも書きましたが、ソロティピー1TCは設営が簡単で、フラップ部分がタープ代わりになりタープが不要です。
実際に使ってみて、本当に設営簡単、フラップもすぐに張り出せます。これは思った通りです。
間違いなく一番良いところですね。

気兼ねなく焚き火が出来る
ソロティピー1TCは、ポリコットン製のテントなので、火の粉で燃えにくく燃えても穴が広がらないです。
燃えにくいということは、フラップのタープ下で焚き火が出来るということで、雨の日や風の強い日には大きなメリットですね。ナイロンのテントやタープではこうはいきませんので。
実際風の強い日にフラップのタープ下で焚き火をしましたが、寒くなく快適に出来ています。
ただ、風が強い日に焚き火をしたせいか、フラップに穴が開いていてショックでした(泣)。
これがナイロンだったらもっと大きな穴になっていた可能性がありますね。

遮光性が高い
ソロティピー1TCは、ポリコットン製のテントなので、生地が厚く光を通しにくいです。
遮光性が高いということは、夜にテントの中が見えずよりプライベート感が増すんですよね。
光を通してキレイに光ったテントもいいですが、ソロテントはこじんまりと隠れしのんだスタイルの方が心地よかったりします。
また、朝の光も通しにくいので、単純によく眠れます。カーテンを閉め切った部屋みたいな感じで、ぐっすり寝られるんですよね。
寝坊に注意が必要ですが、夜はぐっすり寝たい人なので、個人的に結構良いポイントです。

スカート付きで暖かい
ソロティピー1TCはスカートが付いており、風や雪が入りにくくなっています。
スカートは冬キャンプに必須な装備ですよね。あると無いとでは暖かさに差が出るので。

逆に夏はスカートは暑くて無い方が良いのですが、ソロティピー1TCはスカートを巻き上げられるように留め具が付いています。
この留め具を使ってスカートを丸めると、スカート無し状態になって、夏でも快適に過ごせるようになっています。
ただ、簡易的な感じではあるので、さすがに真夏は向いてないような気がしますが、夏以外は臨機応変に使えそうですね。

ソロティピー1TCの悪いところ
ソロティピー1TCを実際に使ってみて感じたいまいちなところは以下です。
- チャックが閉めにくい
- 高さがもう少し欲しい
フラップ部分チャックが開け閉めしにくい
ソロティピー1TCのフラップ部分は、2重になっており、開け閉めするときに引っ掛かりやすいです。
例えば、寝るときはフラップを閉めて寝ますが、閉めるときに引っ掛かって上手く閉まらないときがよくあるんですよね。
結構なストレスになってます。何が引っ掛かってるのかな?と思って外側から見たところ、マジックテープが引っ付いてチャックが閉まらなくなっているようです。
チャックを閉めるときは、指をチャックに沿わすようにして、マジックテープの引っ付きを取りながら閉める必要があり、手間がかかりますね。

逆に言うと、マジックテープだけ気を付ければ、快適に開け閉めできると思うので、そんなにデメリットでないかもしれません。
また最近ソロティピー1TCのフロント部分につけられるフロントウォールが発売されました!
これを使うと、フラップを閉じずに閉めることが出来るので、閉められないストレスから解放されそうですね。
高さがもう少し欲しい
ソロティピー1TCは、高さが約150cmと少し低いかなぁという感じです。
この低さがソロ感、プライベート感を演出してくれるのですが、もう少し、もう少しだけ高くしてほしいなと。
理由は、寝る前に着替えにくいから!それだけです(笑)
立って着替えられるぐらいの高さがあれば最高なんですが、こじんまりした雰囲気は無くなるので難しいところですね。
人間の欲は尽きないものです。

幕内のグランドシート問題
ソロティピー1TCは、フロアレステントなので、必要に応じてグランドシートを別途用意する必要があります。
私はコットを使うことがありますが、グランドシートの上にマットを引いて寝ることもあります。
グランドシートを引いて寝た方が、高さが低くなるので少し開放感が出ますね。
私が使っているグランドシートは、オールウェザーブランケットです。
ソロティピー1TC購入前から持っており、入れてみたらぴったりだったのでグランドシートとして使っています。
カラーはオリーブ色なので、カーキの色合いとマッチしていい感じです。
お持ちの方は参考にしてみてくださいね。

オールウェザーブランケットは残念ながら廃盤になってしまったようです。
BUNDOKから純正のグランドシートが発売されているので、今から購入される方は純正のグランドシートを使うんが色的にもばっちりですよ。
ポールの二股化
ソロティピー1TCはワンポールテントで、センターポールが邪魔という方もいます。
私も邪魔だなあと思っていたので、二股化にチャレンジしています!
二股化のレビュー記事を上げてますので、二股化に興味がある方はそちらを是非見て下さい!

まとめ
今回はソロティピー1TCを紹介しました。
- 設営が簡単・タープが要らない
- 気兼ねなく焚き火出来る
- 遮光性が高い
- スカート付き
- チャックが閉めにくい
- 高さがもう少し欲しい
ソロティピー1TCを実際に使ってみて、よくできているテントだと思いました。
設営簡単でフラップでタープになる、焚き火安心など、私の用途にドンピシャです。売れているのも納得のテントですね!
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