早速ですが、皆さん「ケトル」使ってますか?
ケトルってお湯を沸かすだけで「それなら鍋でいいじゃん」と思われるかもしれません。
しかしお湯を沸かす、注ぐことに特化したケトルはキャンプに必要なモノだと思います。
今回は私のお気に入りのケトル、GSIのグレイシャーステンレスケトルを詳しくレビューしていきます。
グレイシャーステンレスケトルは、焚き火で使うケトルとしてNo.1だと思えるほど使いやすいですよ。
それでは早速見ていきましょう!
- 焚き火でガンガン使えるケトルを探している
- クッカーとしても使えるケトルが欲しい
- クッカーとケトル両方を持ち運ぶのが嫌だ
今回紹介する商品はこちら
グレイシャーステンレスケトルとは
グレイシャーステンレスケトルとは、GSIが販売しているケトルです。
GSIは1985年にアメリカで生まれたブランドで、食器や調理器具を主に作り出しています。軽くて丈夫な商品が多く、登山でよく使われているイメージがあります。
個人的にはGSIといえばカスケーディアンカップが頭に浮かびますね。
スタッキングできる、軽い、カラフルで子供用としてぴったりなど、使い勝手が良いイメージです。
そんなGSIが発売しているのが、グレイシャーステンレスケトルです。
グレイシャーステンレスという頑丈な高品質18/8ステンレススチールを使用しており、火にかけても変形することは有りません。
非常に丈夫なケトルです。
グレイシャーステンレスケトルのスペック・サイズ
グレイシャーステンレスケトルのスペック・サイズです。
項目 | 値 |
---|---|
重量 | 290グラム |
容量 | 1リットル |
幅 | 15.0cm |
高さ | 9.5cm(蓋を付けた状態で下から蓋のトップまで) |
蓋の間口 | 12.0cm |
容量が1リットルあるので、カップヌードル(約300ml)なら3人分、大き目のカップラーメンなら2人分作ることが出来ます。
ソロなら、カップラーメン+コーヒーを作ることが出来ますよ。
グレイシャーステンレスケトルの良いところ
グレイシャーステンレスケトルを使って分かった良いところは以下です。
- 焚き火にガンガンかけられる
- 鍋として使える
- 水切れが良い
焚き火にガンガンかけられる
上でも書いた通り、グレイシャーステンレスケトルはグレイシャーステンレスという頑丈なステンレスで出来ているため、気兼ねなく焚き火にかけられます。
アルミのケトルだと、ステンレスに比べ融点が低いので、空焚きなどで穴が開く心配がありますよね。
グレイシャーステンレスケトルは名前の通りステンレス製で、安心して火にかけることができ焚き火に突っ込むのに最適なケトルだと思います。
焚き火で最適なケトルの定義ですが、具体的には以下を満たすものと考えており、グレイシャーステンレスケトルは全て満たしています。
- ツルがあり自立する
- ツル・ノブが熱くならない
- トライポッドなどに吊るしやすい形状
ツルがあり自立する
グレイシャーステンレスケトルはツルがあり、しっかり自立します。
ツルの両端に切れ込みがあり、ツルがしっかりハマって自立するようになっています。
ツル・ノブが熱くならない
グレイシャーステンレスケトルのツルは熱くなりません。底の内側にツルの付け根にがあるので、熱くなりにくくなっています。普通に素手で持てます。
また、グレイシャーステンレスケトルは、蓋のノブも自立するので熱くならないです。ツルと同様、蓋の付け根部分に切れ込みがあり、ノブが自立します。
よくケトルのツルにゴムチューブが付いているものがありますが、あれは焚き火で盛大に火が上がると溶けてしまうんですよね。
ゴムチューブが付いていないのに持ち手が熱くならないこのケトルは、本当によく考えられていると思います。
トライポッドなどに吊るしやすい形状
焚き火の時など、トライポッドを使って吊るすことがあると思います。その時ツルにくぼみが無いとズレてしまってうまく吊るせません。
グレイシャーステンレスケトルはそこもしっかり考えられており、ツルの中央部分にはしっかりくぼみが用意されています。
このくぼみにより、ズレることなくしっかり吊るせるんですよね。
私の場合はゴトクの上に置くことが大半ですが、必要な装備で有ることは間違いないと思います。
トライポッドや枝など、安心して焚き火で吊るせるね。
鍋として使える
グレイシャーステンレスケトルは、蓋の口が他のケトルに比べて広いです。蓋の口が広いということは、普通のクッカーと同じように使うことが出来るんです。
容量が1リットルあるので、袋めんを作るのは余裕です。1人用の鍋も問題なく作ることが出来ますよ。
一度クッカーを忘れたときがあり、その時はこのケトルがあって本当に良かったと思いました。
1つで2つの仕事をこなしてくれるこのケトルは優秀です。
ちなみに袋めん(丸形だけでなく角型も)をそのまま収納することが出来るので、めんがバキバキにならず、美味しくいただくことが出来ます。
登山で袋麺を持ち運びするときにも、活躍すること間違いなしかと。
ケトルだけでなくクッカーとしても使えるのは、荷物が減りGOOD!
水切れが良い
ケトルを使用した後って少し水分が残りますよね?
ひっくり返しておいても、折り返し部分やくぼみなどに水が残って乾いていないということがあると思います。
ご安心ください。グレイシャーステンレスケトルは水切れもバッチリです。
蓋の間口が広い、フタに向かって斜めに傾斜がある、外向きに折り返しがあるなど、水切れに良い条件が揃っているので、ひっくり返しておくと水がすぐに抜けちゃいます。
グレイシャーステンレスケトル以外に有名なケトルとして、イーグルプロダクツのキャンプファイヤーケトルがあります。
あのケトルはカッコいいんですが、底から直角になっている形状なので水切れが非常に悪いんですよね。
なお急いでいるときは蓋から手を突っ込んでティッシュ等で拭くことが出来ます。
蓋の間口が広いこともあって非常に拭きやすいんですよね。
グレイシャーステンレスケトルは後始末も完璧なケトルです。
特にものぐさ系キャンパーにはピッタリなケトルだね!
グレイシャーステンレスケトルの悪いところ
グレイシャーステンレスケトルを使って分かった悪いところは以下です。
・・・
・・・
・・・
- 特になし!
特になし!
考えたんですがまったく出てきません。私、不満まったくなしでした!
価格も手ごろ、ソロでもファミリーでも使える絶妙な大きさ、丈夫なステンレスと、私の用途なら文句のつけようが無いです。
大きさ、形状など、とにかく使い勝手が良いです!
グレイシャーステンレスケトルの収納ケースは100均でOK
グレイシャーステンレスケトルには収納袋が付いていないので、自分で用意する必要があります。
私の使い方だと、焚き火で汚れるので収納袋は必須です。
何か無いかなぁと思っていたところ、セリアで見つけましたよ、ジップ付クッカーケース、これがぴったりなんです。
100均の袋なので汚れても全く気になりません!
グレイシャーステンレスケトルでドリップする
皆さん、sosogu_はご存じでしょうか。
珈琲好きの方はご存じだと思いますが、sosogu_は装着するだけで点滴ドリップが可能になる製品です。
グレイシャーステンレスケトルにもsosogu_は装着可能で、装着することでドリップケトルとして使えるんです。
これで、ケトル、鍋、ドリップケトルと3つの役割を持たすことが出来ています。
珈琲好きの方、sosogu_は持っておいて損は無い商品ですよ。
sosogu_にはサイズが合って、グレイシャーステンレスケトルにはSサイズがぴったりです。(私が買ったのはたぶんMのサイズ。トランギアのケトル用に購入してますが問題なく使えてます)
sosogu_は取扱店のみの販売のため、取扱店で購入するか、amazonなどで類似品を購入するかのどちらかになります。
様々な類似品もたくさん出てきたので、そちら利用されてもいいかもしれません。
グレイシャーステンレスケトルのまとめ
今回はグレイシャーステンレスケトルを紹介しました。このケトルの良いところ、伝わったでしょうか。
焚き火で使うケトルを買うならまずこいつを買え!っていうぐらいおススメです。
焚き火以外でも登山で荷物を減らしたい場合にも使えるので、買って損が無いケトルです。
焚き火はもちろん、色々な用途で使える万能ケトルだと思います!
クッカーなどがセットになったケトリストというセットもあります。
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