- 太い薪もがっちり掴めるタフな火ばさみが欲しい
- コンパクトに収納できる火ばさみを探している
- 野良ばさみのケースについて知りたい
今回は私の愛用している火ばさみ(トング)、「野良ばさみ」をレビューします。
この野良ばさみは、
- 頑丈で壊れない
- 太い薪も難なく掴める
- 伸縮式でコンパクトに収納可能
と、私が火ばさみ(トング)に求めるものすべてを備えています。
まさに完璧な火ばさみ(トング)ではないでしょうか。
そんな漆黒のイケメン、野良ばさみの魅力を紹介していきます。
今回紹介する商品はこちら

野良ばさみとは
野良ばさみは野良道具製作所が販売する、頑丈な火ばさみ(トング)です。
野良道具製作所は広島県廿日市市のアウトドアメーカーで、「頑丈で、頑丈で、頑丈な道具を」とHPに載せているぐらい、頑丈さを大切にされています。
今回紹介する野良ばさみ以外にも、「野良ストーブ」「野良ブラスター」「野良スティック」など、頑丈で長く使える製品をリリースされています。
そんな野良道具製作所が販売する火ばさみ(トング)が「野良ばさみ」です。野良ばさみも例にも漏れずとにかく頑丈でタフな奴です。
黒皮鉄製とステンレス製がある
野良ばさみは「黒皮鉄製」と「ステンレス製」があります。
黒皮鉄製は使っていくうちにサビが発生しますが、ステンレス製はサビが発生しにくいという特徴があります。
私はサビもアジだと思って黒皮鉄製をチョイスしましたが、錆びるのは嫌だという方はステンレス製をチョイスしてください。
なお黒皮鉄製は1種類しかありませんが、ステンレス製は複数種類があります。
軽量な「LTバージョン」、少し長い「ロングバージョン」、伸縮せず更に頑丈な「剛バージョン」です。
色々なタイプが販売されているのはイイですよね。どれでも好きなの選んじゃってください。
商品 | 画像 | 素材 | 全長(使用時) | 全長(収納時) | 重量 |
---|---|---|---|---|---|
野良ばさみ | 黒皮鉄 | 340mm | 215mm | 約440g | |
野良ばさみ LTバージョン | ![]() | ステンレス | 300mm | 200mm | 約280g |
野良ばさみ ロングバージョン | ステンレス | 260mm | 400mm | 約540g | |
野良ばさみ 剛バージョン | ステンレス | 460mm | 460mm | 約600g |

私は「黒皮鉄製」の野良ばさみを愛用してます。
野良ばさみの外観
野良ばさみの外観を見ていきます。ちなみに私の野良ばさみは1年半ほど使っている状態です。
まずは開いた状態。漆黒のボディでカッコいいです。


手が触れる持ち手部分は少しサビが出ています。個人的にはこのサビもイイ感じだと思います。


先端部分は、掴んだ薪をがっちりホールドできるようギザギザが付いています。


伸縮するためのサイドノブは回しやすいちょうどいい大きさ。出っ張りは抑えめです。


購入時にノブのゆるみを防止するため、ワッシャーが付属されています。これを装着することでノブのゆるみを防止し、気持ちよく使えるようになっています。


根元の可動部は、ホールが付いており、パラコードなどを付けることが出来ます。


野良ストーブの板厚は2.3mmと厚く、非常に頑丈です。これは全く壊れる気がしません。


持った状態です。短すぎず長すぎず、ちょうどよい長さに仕上がっています。


収納状態はこんな感じです。非常にコンパクトになります。


収納状態では先端部分が内側に完全に隠れるようになっています。先端部分は灰などで汚れているので、完全に隠れる機構は素晴らしいですね。





野良ばさみは漆黒ボディで本当にカッコいい!
火いじりが楽しくなります。
収納ケースにもピッタリ収まる
野良ばさみは収納ケースに入れることが出来ます。
私が使っているものはもともとは懐中電灯用のケースなんですが、野良道具製作所で紹介されてるケースとほぼ同じ(少し長さが短い?)です。
ただ野良道具製作所で紹介されている純正ケースよりも少し安いので、個人的には上記ケースがおススメです。









個人的にはこの収納ケース、絶対に必須だと思います。
なおこの収納ケースは、野良道具製作所が出している野良ブラスター(コンパクトバージョン)でも使うことが出来ます。
野良ばさみと野良ブラスター、両方持っていると同じケースで統一出来ていい感じ、萌え~です。
是非揃えてみてください。満足感ハンパないですから(笑)。




野良ブラスターについて以下記事で徹底レビューしていますので、興味がある方はご覧ください。


野良ばさみの組み立て&収納
組み立て&収納方法も見ていきます。
組み立ては非常に簡単
野良ばさみの組み立ては非常に簡単で4ステップで完成します。
サイドのノブを緩めます。ノブを緩めることで伸縮部分を伸ばすことが出来ます。


伸縮部分を伸ばします。ノブを持って下に押し込むだけで簡単に伸びます。


伸縮部分を伸ばしたら、サイドのノブを締めます。


たったこれだけです。所要時間は5秒ほど。簡単ですね。


収納も簡単
野良ばさみの収納も非常に簡単、組み立てと同じく4ステップで完了します。
サイドのノブを緩めます。


伸縮部分を縮めます。開いている部分を手で締めながら縮め、根元の部分に引っかける形で縮めます。




伸縮部分を縮めたら、サイドのノブを締めます。


たったこれだけです。こちらも所要時間は5秒ほど。非常に簡単です。





組み立て、収納も簡単ですよね!
野良ばさみの良いところ
実際に野良ばさみを1年半使ってきて、良かったなと感じたところは以下です。
- 伸縮式で持ち運びしやすい
- とにかく頑丈
- 太い薪も掴める
- 先端のギザギザがいい感じ
伸縮式で持ち運びしやすい
私が思う野良ばさみで一番良いところは、伸縮式で持ち運びしやすいところ。
火ばさみ(トング)って結構かさばるので、コンパクトに収納できる野良ばさみは本当に重宝します。
私は焚き火セットを1つのケースに入れていて、火ばさみ(トング)は長さがあるので入らなかったんですが、野良ばさみに変えてから、一緒に入れられるようになりました。
道具をひとまとめで持ち出せるようになったことで、火ばさみ(トング)忘れが無くなり、本当にストレスが減りました。
持ち運びしやすいのは正義ですね。


また伸縮式でコンパクトになるので、焚き火台の中に入れて置く等も出来ます。
例えばsolo stove キャンプファイヤーの中に入れておくことも出来ます。
伸縮式でコンパクトに収納できることで、出来ることが増えますね。


solo stove キャンプファイヤーについては以下記事で紹介しています。興味がある方は見てくださいね。


とにかく頑丈
もう何回も書いてますが、野良ばさみはとにかく頑丈です。壊れる気配が皆無です。このまま死ぬまで使っていけますね。
私だけかもしれませんが、火ばさみ(トング)ってよく踏まないですか?
私は地面にそのまま置いたりするので、よく踏んでぐにゃって曲がったりすること多々ありました。あれ嫌なんですよね。
この野良ばさみは頑丈なので踏んでも全く問題なし!板厚2.3mmはさすがの頑丈さです。





踏んでもビクともしない。安心して地面に置けます(笑)
太い薪も掴める
野良ばさみは太い薪もがっちり掴むことが出来ます。
先端にしっかりしたギザギザが付いているので、ズレることが無くがっちりホールド出来るんです。
直径20cmぐらいの薪でも難なく挟めて持ち上げることが出来ますよ。
今まで使っていた火ばさみ(トング)だと、太くて重い薪は掴めなかったため、結局手で投入していたんですよね。
どんな薪でも掴める野良ばさみを手に入れてから、ストレスなく薪をくべるようになったと思います。




野良ばさみのイマイチなところ
完璧なスペックを誇る野良ばさみですが、使ってみてイマイチだなと思うところもあります。例えば以下です。
- 腕が疲れてくる
- 薪を掴むのに力がいる
- 小枝は掴みにくい
腕が疲れてくる
野良ストーブは頑丈なので重いです。重さゆえに長時間使うと腕が疲れてきます。
もうこれは仕方ない。頑丈さをとるか軽さをとるか問題です。
ずっと持ち続けないようにするなど、使い方次第で軽減することが出来るので、対策をしていきましょう。
この腕が疲れる問題、ものすごくプラスに考えると、「焚き火をしながら筋トレできている」とも考えられませんか?
漢は焚き火しながらも鍛えている、めっちゃカッコいいですよね(笑)


薪を掴むのに力がいる
野良ばさみは開くばねの力が強く、閉じるのに少し力が必要に思えます。
頻繁に薪を掴んだりすると、「掴むの疲れてきたなぁ」と思うときもあります。
こちらも腕が疲れてくる問題と一緒で、使い方次第で軽減できると思います。
「焚き火をしながら握力を鍛えているんだ」と思うのが漢ですよ(笑)。


小枝は掴みにくい
野良ばさみは小枝は掴みにくいです。
閉じた状態で隙間が出来てしまうので、小さい小枝などは隙間に入ってしまって掴みにくいんですよね。
私の場合、小枝は手で扱うと割り切って使っていることが多いです。
小枝を使うのは焚き火の最初で、火ばさみ(トング)が必要になる場面では不要なことが多いので、そんなにデメリットで無いかなと思います。





小枝だけなので、特に不便は感じていません。
野良ばさみのまとめ
今回は野良ばさみを紹介しました。
野良ばさみの良いところ
- 伸縮式で持ち運びしやすい
- とにかく頑丈
- 太い薪も掴める
野良ばさみのイマイチなところ
- 腕が疲れてくる
- 薪を掴むのに力がいる
- 小枝は掴みにくい
野良ばさみは伸縮するのに頑丈という、唯一無二の火ばさみ(トング)だと思います。
コンパクトなので一緒に持ち出ししやすく、頑丈で太い薪もがっちり掴めます。
焚き火しながら筋トレも出来るという優れものなので、まさに漢の火ばさみ(トング)と言えますね(笑)。
漆黒の鉄製ボディというのも非常にカッコいいです。
そんな野良ばさみ、迷ってる方は勝手損はありませんよ!是非使ってみてくださいね~。
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