こんにちはー!
皆さん焚き火好きですよね?このページを見てくれているということは、間違いなく好きなはずです(笑)。
今回紹介する薪グリルラージは、汎用性が高く非常におススメの焚き火台です。特に、以下の用途で使われる方にお勧めできる焚き火台になります。
- 焚き火で調理する
- 焚き火で暖を取る
薪グリルラージは、調理しやすく、最高に暖かい焚き火台なんです。
それでは見ていきましょう!
薪グリルラージとは
薪グリルラージとは、ユニフレームが販売している、調理しやすさを考えられた焚き火台です。
複数のクッカーを置ける広いスペース、薪をくべやすい間口、調理の敵である風を遮る囲い、など調理しやすさは抜群だと思います。調理に専念できるように設計されている優れた焚き火台だと思います。
薪グリルのサイズは3種類
薪グリルは、ラージ以外にも、「solo」、「レギュラー」があります。発売順は、レギュラー>ラージ>soloの順で、ラージは2番目の発売となっていますね。
今回紹介するラージは、最大3人、レギュラーは最大2人、soloは1人で使用することが出来るサイズ感です。
焚き火台soloについては、以下記事でレビューしているので、気になる方は合わせてご覧くださいね。
スペック・サイズ
薪グリルラージののスペック・サイズです。素人計測のため誤差があります。ご了承ください。
項目 | 値 |
---|---|
重量 | 約4.6kg |
本体幅 | 62.3cm |
本体奥行 | 29.5cm |
本体高さ | 40.0cm |
ゴトク最上段までの高さ | 40.0cm |
ゴトク2段目までの高さ | 36.0cm |
ゴトク3段目までの高さ | 32.0cm |
分散耐荷重 | 20kg |
薪グリルラージの良いところ
薪グリルラージを実際に使ってみて感じた、良いところは以下です。
- 最高に調理しやすい
- 火力調整が簡単
- めちゃくちゃ暖かい
- 焚き火以外の用途として使える
【○】最高に調理しやすい
もう上で書いているんですが、薪グリルラージは最高に調理しやすい焚き火台です。
実際に使ってみて、本当に調理しやすいなぁ、よくできているなぁって思いますね。重い鍋も複数置ける、薪をくべやすい構造、など、調理に不可欠な要素をすべて満たしていると思います。
頑丈な大きいゴトクを装備
薪グリルラージは頑丈な大きなゴトクを装備しており、その頑丈さと大きさで重い鍋を複数置くことが出来ます。耐荷重については、公式ホームページで「分散耐荷重20kg」と記載があり、その頑丈さが分かりますよね。
大きさについては、ゴトクサイズは横63cmぐらいあるので、複数の鍋を一気に調理することが可能です。薪を大量にくべて一気に調理するも良し、火力の違う個所を作って調理+保温など、鍋ごとの火力調整もお手の物です。
ユニフレームのダッチオーブンは、ユニフレーム同士のためか、横幅ぴったりですね!
薪をくべやすい構造
薪グリルラージは、手前部分が囲われておらずオープンになっているので、薪がくべやすいです。ゴトクの上にクッカーを置いたまま薪をくべることが出来るので、調理に専念できるんですね。
焚き火台によっては、薪をくべるために一度クッカーを下ろしてから薪をくべる、ということが必要です。あれって結構ストレスなんですよね。面倒くさいですし、下ろしている間温められないですし。
【○】火力調整が簡単
薪グリルラージは火力調整がめちゃくちゃ簡単です。
薪グリルラージはゴトクの高さを3段階で変更できます。薪の大きさやくべる量によって、ゴトクの高さを変えられるのは大きなメリットですね。簡単に高さを変えられるので、火力が強すぎる/弱すぎるといった場合にすぐ変えて希望の火力を得ることが出来ます。
また、幅が大きいので、火力が強いところ、弱いところと、火力の違うエリアを作ることが出来ます。火力が上がりすぎた場合は火力が弱い場所へ移動させるだけなので、簡単に火力の管理が出来ますよ。
【○】めちゃくちゃ暖かい
薪グリルラージはめちゃくちゃ暖かいです。
囲いが風防の役割を果たし、風を遮ってくれる&輻射熱によって、前面がめちゃくちゃ暖かくなります。冬キャンプは寒いので、私は薪グリルラージを持っていく場合が多いですね。ホント暖かいです。
足も温められる
薪グリルラージは、火床の下部分が空いています。地面へのダメージを減らすために空いてあるのですが、そこに足を突っ込んだらめちゃくちゃ暖かいんです!燃えた薪が落ちてくることがあるので注意が必要ですが、冬キャンプの冷えた足を温めてくれるこの空間はありがたいですね。
【○】焚き火以外の用途として使える
薪グリルラージは、焚き火以外でも使えます。囲いをシングルコンロなどの風防として使えますし、囲い+ゴトクで、風防兼ゴトクとして使うことが出来ます。
焚き火以外の用途については、後の章で書いてますのでそちらをご覧くださいね。
薪グリルラージの悪いところ
2wayウィンドスクリーンLを実際に使ってみて感じた、いまいちなところは以下です。
- 重く持ち運びが大変
- 設営に時間がかかる
- 夏は暑い
【×】重く持ち運びが大変
薪グリルラージは重いです。約4.6kgあるので、子供や女性は持ち運ぶのが大変だと思います。子供や女性が持ち運ぶことが多い場合は、一つサイズが小さい「レギュラー」の方が良いと思いますね。
ただ重いことは悪いことばかりではありません。重いということは頑丈ということにもなります。頑丈なゴトク、厚みのある囲いや火床など、頑丈がゆえに長く使い続けられると思います。個人的には、貧相で壊れやすいよりかは頑丈な方がよいし、私は基本車でのオートキャンプなのであまり問題視はしてません。
ちなみに、付属の収納袋では、薪グリルラージの重さに耐えられそうにないため、別の収納袋を用意したほうが良いです。私はキャプテンスタッグの収納袋を使っています。これ安くてチャック付きで使いやすいんですが、今はもう売ってないみたいです。
他にも以下の収納袋があるので参考にしてみてください。
※以下は、フィールドラックと一緒に薪グリルラージも入れられそうなのでいい感じですね!
【×】設営に時間がかかる
薪グリルラージの設営は、ちょっと時間がかかります。
組み立てが必要なので、少し時間がかかるのは仕方ないでしょう。その分収納サイズがコンパクトになっているので。
ただ、1工程がなかなかイライラするんです。
薪グリルラージの設営は、以下の順序で行います。
- 風防(囲い)を立てる
- 火床を風防に付ける
- 火床にロストルを付ける
- ゴトクを置く
- 完成
上記の「②火床を風防に付ける」がめちゃくちゃやりにくいんです。
風防の三角形箇所に火床を入れるんですが、これがなかなか入らない。
コツがあるのかもしれないですが、私はまだ習得できていません(笑)。
この作業で3分ぐらい使ってしまうことはよくあります。寒いから早く焚き火したい!ってときは特にイライラしますね。
ものぐさ系キャンパーとしては結構デメリットと感じてます。
【×】夏は暑い
薪グリルラージの良いところで、「暖かい」と書きましたが、それは冬のこと。薪グリルラージは夏に使うと結構熱いです。
ただ、大体キャンプ場って山奥とか川沿いとか、涼しいところにあるので、真夏であっても涼しいところが多いと思います。そういう場所で使う場合は全然問題ないかと。
他の焚き火台でも、真夏の日中、夕方とかは暑くてたまらないのは変わりないですからね。
その他特徴
ここからは、実際使っていく中で気づいた情報や、買う前に悩んだことなど、紹介していきます。
レギュラーかラージ、どちらがいいのか問題
これですよね、薪グリル買うと決めたけど、レギュラーとラージどっちにしようか問題ですよ。私ももちろん悩みました。1週間ぐらい悩んでいたと思います。
結論として私はラージを購入したわけですが、ラージの選択は間違ってなかったと感じてます。実際にラージを使ってみて薪グリルに関しては、「大は小を兼ねる」の通り、大きい方で良かったなと思いますね。
以下ユニフレーム公式ホームページに載っている情報を抜粋した図です。
項目 | 薪グリル(レギュラー) | 薪グリルラージ | 差 |
---|---|---|---|
使用時サイズ | 約47.5×30×35(高さ)cm | 約68×40×40(高さ)cm | 20.5×10×10(高さ)cm |
収納時サイズ | 約25×45.5×6.5(厚さ)cm | 約35.5×65×8(厚さ)cm | 10.5×19.5×1.5(高さ)cm |
重量 | 約3.6kg | 約4.6kg | 約1.0kg |
分散耐荷重 | 約10kg | 約20kg | 約10kg |
本体価格 | 13,900円(税込) | 18,500円(税込) | 4,600円 |
ロストルウォール価格 | 1,200円(税込) | ー | ー |
本体+ロストルウォール価格 | 15,100円(税込) | 18,500円(税込) | 3,400円 |
この中で私が注目したところは、分散耐荷重と価格です。
分散耐荷重、10kgの差があるのは大きいですね。「そんなに重いもの載せないし!」と思っている方もいるかと思いますが、ちょっと待ってください!例えば、ユニフレームのUFダッチオーブン12インチは8.8kgあります。食材を入れると、10kgはすぐに超えちゃいますよね。今は要らなくてもいつかは使うかもしれないので、余裕があるのに越したことは無いのです。
価格ですが、本体の価格差は4.600円と約5,000円の差があります。レギュラーには、ロストルウォールという商品があり、ロストルウォールを付けると価格差は3,400円になります。
ロストルウォールというのは、火床の後ろから灰が落ちるのを防ぐためのもので、レギュラーは火床の後ろ部分が立っておらず灰が落ちてしまうため、対策として別売りでロストルウォールが用意されています。ラージの方は、火床の後ろ部分はしっかり立っている(対策されている)のでロストルウォールは販売されていません。
レギュラーを購入する場合、ロストルウォールは必須だと思うので、実質の価格差は約3,000円、この価格差をどう見るかですね。
分散耐荷重が10kgも多く、実質の価格差が約3,000円となると、ラージかなぁと考え、私はラージにしました。
それ以外にも、横幅が大きくクッカーを余裕で載せられること、暖かさを考えた場合に高さは40cmは欲しいと考えたこと、複数人で暖を取ることができること、を考えてラージにしています。
積載に余裕がある方、持ち運びが苦でない方は、ラージがいいと思いますよ!
ウィンドスクリーンとして使える
薪グリルラージの囲い部分は、ウィンドスクリーンとして使うことが出来ます。
例えばシングルコンロと組み合わせて調理を効率的に行うことが出来ますね。キャンプに到着した時などはコンロでサッと調理したいと思いますが、そんな時は、囲い部分をサッと出して調理するといった使い方が出来ます。夜は薪グリルラージでじっくり料理して焚き火まで楽しめますね。
焚き火台だけでなく、他の使い方が出来るというのは、荷物の削減にもつながりますし、とても良いと思います!
ウィンドスクリーン単体なら、以下のウィンドスクリーンもおススメです!
ゴトクとして使える
薪グリルラージはゴトクとして使うことが出来ます。
別の焚き火台のゴトクとして使う、コンロなどのゴトクとして使うことが出来ます。私が一番使っているのは、武井バーナーのゴトクとして使う場合です。
私の武井バーナーは301Aですが、301Aと薪グリルラージは高さがぴったりです。武井バーナー用のゴトクは色々販売されていますが、結構高かったりするので、薪グリルラージの囲い+ゴトクが使えるのはありがたいです。また囲いによって、輻射熱が生まれ効率的に温められることができるので、武井バーナーとの相性は極めて良いといえます。
薪グリルラージを武井バーナー301Aのゴトクとして使う場合は、ゴトクを一番下にセットします。ゴトクを一番下にセットした場合はこんな感じになります。
また、solo stove キャンプファイヤーのゴトクとしても使えます!
更に、ゴトクを一番上にすると武井バーナー501Aのゴトクとしても使えそうです!武井バーナー501Aの高さが37cm、薪グリルラージのゴトクを一番上にした高さが約40cmなので、いい感じになりそうです。(501Aは持っていないので、寸法だけです。すいません)
書いていて思いますが、恐ろしい汎用性ですな薪グリルラージは。素晴らしいですね!
スタッキング・ピッタンコについて以下記事にまとめてます。良かったら見てくださいね!
別売りオプション品が多数あるので、調理の幅が広がる
薪グリルラージは、様々なオプション品があります。
薪グリルラージ ブリッジ
薪グリルラージ ブリッジを使うと、薪グリルでBBQを楽しむことが出来ます。これがあると、BBQコンロが不要になりますね。薪グリルラージの横幅が広いので、大人数のBBQも問題なく対応できます。
ユニセラ鉄板
薪グリルのゴトクにユニセラ鉄板を乗せることが出来ます。サイズ的にぴったりで、ステーキなどの肉を焼くのにぴったりですね。これがあれば、焚き火をしながらステーキを焼くなど、楽しみが増えること間違いなしです。
薪グリルラージ ブリッジにユニセラ鉄板を乗せていますが、付属のゴトクにも問題なく乗せられます
ユニセラサイドトレー
ユニセラ用のサイドトレーですが、薪グリルラージにもつけることが出来ます。これは私も持ってますが、ユニセラで使うことはあっても、薪グリルラージでは全く使うことがありません。まず高さが合わないですし、まぁ要らないかなという感じですね(サイドトレーはユニセラでは大変重宝します)。
まとめ
今回は薪グリルラージを紹介しました。
- 調理に最適な焚き火台
- 冬は暖かく重宝する
- 風防、ゴトクだけも使える
- オプション品が沢山あり様々な使い方が出来る
薪グリルラージは本当におススメ出来る焚き火台だと思います。汎用性が高く、初めて焚き火台を購入する方、複数焚き火台を所有している方、誰でも満足できると思います。信頼のユニフレーム製ですから、間違いないですね(笑)!
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